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車いすラグビー日本代表、準決勝進出もカナダに敗れる-3位決定戦でメダルに懸ける

ボールを取りに行く仲里選手(左)と池崎選手 Photo by Toru Furukawa

ボールを取りに行く仲里選手(左)と池崎選手 Photo by Toru Furukawa

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 6月21日から開催されている「車いすラグビー・カナダカップ2012」で日本代表チームは23日、3位決定戦に進出、オーストラリアと銅メダルを懸けて戦う。

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 日本代表チームは22日午前の試合で世界ランキング1位のアメリカを56対55で下し同日午後に準決勝に進出、カナダと対戦した。第1ピリオドは日本チームが2点差でリード。第2ピリオドでカナダが同点に追いつき、さらに日本が逆転をするなど一点差の接戦を繰り広げたが、日本チームのミスもあり、第3ピリオドから点差が開き、57対54でカナダに破れ、今試合初の黒星となった。

 試合後、岩渕典仁ヘッドコーチは「思った以上に点差が開いてしまった。午前の試合と同じ主力メンバーだったが、疲れがでてしまった。作戦はあったがそれをうまく出し切れなかった。一つのラインに頼ってしまっている点も今後の日本の課題」と話し、オーストラリア戦に対しては、「何度も試合をしているチーム。今までの実力を互いに出し切れればいい。タックルが非常に強いチームなので、日本はスピードでパスを出すなどの対策を講じたい」とも。

 主力メンバーの一人、池崎選手はカナダ戦を振り返り、「皆、同じ状況で戦っているので言い訳にはならないが、体力の限界だった。もっとチーム力もつけて、パラリンピックにつなげていきたい」とし、オーストラリア戦での対策は「とにかく寝る。体力を回復させるなど基本的なことをしっかりやってメダルを取れるように頑張りたい」。

 23日、3位決定戦(日本対オーストラリア戦)は12時から。同日、14時からは決勝戦(アメリカ対カナダ)が行われる。

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