「うずめ太鼓」がバンクーバー公演―意外な楽器とのコラボ披露

バンクーバーの太鼓グループ「うずめ太鼓」と特別ゲスト、Ben Rogalskyさん(撮影:David Cooper)

バンクーバーの太鼓グループ「うずめ太鼓」と特別ゲスト、Ben Rogalskyさん(撮影:David Cooper)

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 Norman Rothstein Theatre(950 West 41st Avenue, Vancouver、TEL 604-257-5111)で2月8日・9日、バンクーバーの太鼓グループ「うずめ太鼓」がコンサート「OozoomaY!」を開く。

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 公演は、今春から始まるヨーロッパ公演に先駆けて地元で披露される新しい内容で、バンクーバーで音楽活動をするBen Rogalskyさんを特別ゲストに迎えて、バンジョーやマンドリン、ハーモニカなどとのコラボレーションに挑戦する。2月1日~3月21日に開催中の「Cultural Olympiad 2008」の一環として行われる。

 今回の公演では、迫力ある打楽器と美しい旋律を奏でる楽器という意外な組み合わせで、昔からの伝統芸術に新しいスタイルを取り入れ、武術に基づいた振り付けと大太鼓の激しいビート、繊細なジャズのリズムが観客を魅了する。

 うずめ太鼓は1988年から活動しており、地元の祭りや学校訪問、コンサートをはじめ、そのダイナミックな音楽と動きがうまくかみ合った舞台は、カナダやアメリカ、ヨーロッパ、日本など世界各地で人気を呼んでいる。

 スコットランドのメディアは「今までになかった打楽器のアンサンブル。緻密(ちみつ)に計算され、工夫に満ちた魅力的な演奏」と称え、ドイツでは「会場全体が、雷のように轟く太鼓の音とメンバーの迫力ある動きや表情で、喜びいっぱいになる」と絶賛。

 BenさんはThe Breakmenというバンドの一員で、バンクーバーを拠点として活動。作曲を手がけるほか、この数年は北米だけでなく東南アジア、日本、中央アメリカなどで演奏をしながら、さまざまなタイプの音楽について学ぶ機会を得た。2006年にはJessie Richardson賞にもノミネートされるなど活躍している。

 公演は両日ともに20時~。チケットは、大人=20ドル、学生・シニア=15ドルで、同シアターのほか、Highlife Records(TEL 604-251-6964)、Zulu Records(TEL 604-738-3232)でも発売中。

うずめ太鼓HP 

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