見る・遊ぶ

女子ソフト・カナディアンオープンで日本代表がアメリカを破り優勝

ソフトボールのカナディアンオープンで日本代表が優勝

ソフトボールのカナディアンオープンで日本代表が優勝

  • 0

  •  

 サレー市のSoftball City 球場で行われていたソフトボール大会「The Scotiabank Canadian Open Fastpitch International Championship 」で7月9日、女子国際部門の決勝戦が行われ日本代表チームが延長戦の末9対6でアメリカを破り優勝した。

[広告]

 今大会無敗のアメリカ代表と対アメリカ戦のみに1敗を期していた日本代表で争われた決勝戦。日本チームは若手の藤田倭(やまと)投手を起用。4回に日本チームが河野選手のヒットで先制点を奪ったのをきっかけに4点をリードしたものの、5回には同点に追い付かれるなど激しい攻防が繰り広げられた。

 4対4のまま迎えた延長8回表、アメリカ側のエラーを機に日本チームは一気にに連続ヒット、5点を追加した。8回裏にはアメリカも2点を上げたものの追いつかず試合終了となった。試合会場では最後まで勝敗の行方の分からない試合展開に緊迫した面持ちで見守るファンの姿が多く見られた。

 日本代表の宇津木麗華監督は「藤田投手には決勝戦を投げ抜く経験をつけてほしかったので最後まで交代なしでと決めた。危ない場面もあったが思いっきり投げて勝ったので良かった」と感想を話し、「この勢いで世界選手権も優勝に持っていきたい。やはりアメリカの世界選手権での連勝を止めるのは日本しかいない」とも。

 完投した藤田投手は「(投手を)代えられても仕方がない場面もあったし、追い付かれてかなり緊張した時もあったが、他の皆も頑張っているし監督が投げ続けさせてくれる間はとにかく思いっきり投げようとだけ考えていた」と話した。

 日本代表は7月13日からホワイトホースで行われる世界選手権に出場し、42年ぶりの優勝を目指す。(前回世界選手権では2位)

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース