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バンクーバー市、新フードカート発表-フィリピン料理、オージー・パイなど15店

今年の新フードカートに選ばれたオーナーたちとRobertson市長

今年の新フードカートに選ばれたオーナーたちとRobertson市長

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 バンクーバー市は5月2日、今年の新フードカート15店を発表した。2010年より市が推進するフードカートプロジェクトの一環で、昨年までに営業している屋台も含めて市内のフードカート総数は114となる。

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 今回選ばれたのは、フィリピン・フュージョン料理の「JJ’s Trucketeria」、オーストラリア・パイ専門の「Aussie Pie Guy」、100カナダドルのホットドッグで知られる「Dougie Diner」、ベルギーワッフルの「Patisserie Lebeau」、フレンチ・クレープの「Chou Chou Crepes」、フルーツシェークとスムージーの「San Juan Family Farm」など15店。

 今年の応募総数は29。栄養面、地元産業への貢献度、多様性、マーケティングプランなどの観点から審査された。Gregor Robertson バンクーバー市長は「バンクーバーのフードカートの充実ぶりは市外や国外でも知られるようになった。今年もバンクーバーの食文化の高さと国際色の多様性を象徴する店がそろいうれしく思っている」と話す。

 今年はオリンピック・ビレッジ駅、ロジャースアリーナ、ビクトリー・スクエア、ビーチアベニュー周辺など今までフードカートの営業が少なかった場所にも配置。市長は来年も15店を採用する予定とし、「今後はレストランやフードカートの少ない地域、ダウンタウン以外にも範囲を広げていく」とも。

 新しい試みとして、クイーン・エリザベス劇場周辺には5店を集中して配置することも決定。バンクーバー市のJohnston マネジャーは「アメリカなどではフードカートが一カ所に集まるスタイルを採用している市もある。集客効果などの面で期待できるのでは」と話す。

 各フードカートは5月中旬から6月初頭までに営業を開始する予定。

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