バンクーバー国際空港(YVR)は12月9日、ANAのバンクーバー~羽田便が2014年3月30日に就航することを発表した。
羽田空港の発着枠拡大に伴う今回の就航。これまでバンクーバーから日本へのアクセスはJAL 、エア・カナダ便ともに成田への乗り入れだったため、羽田便の就航は「東京への旅客の30パーセント増を可能に」するほか、「(バンクーバーの)空港、ホテル、レストランなどでも356の雇用機会を創出するだろう」(空港広報)と期待をかける。
同空港CEOのCraig Richmondさんは「この新サービスはBCのビジネスにとって都心の顧客はもとより、日本各地やアジア各国へのアクセスも便利にするだろう。また、アジア太平洋地域と繋がる北米の玄関口としてのYVRの役割をさらに強くしてくれるだろう」と歓迎する。
運航機種は214席のボーイング767-300。スケジュールはバンクーバー16時55分発(羽田着翌19時05分)、バンクーバー14時55分着(羽田21時55分発)。