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スタンレーパーク恒例クリスマス列車、運行始まる-今年は営業時間を延長

300万個の以上の電球を使ったスタンレーパークのデコレーションは、BC州内の消防士がボランティアで設営した

300万個の以上の電球を使ったスタンレーパークのデコレーションは、BC州内の消防士がボランティアで設営した

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 スタンレーパーク内ミニチュア鉄道(611 Pipeline Rd., Vancouver)で12月5日、バンクーバーのホリデーシーズン恒例となったクリスマスイルミネーション「Bright Nights in Stanley Park」が始まった。バンクーバー市公園課とBC Professional Fire Fighters’ Burn Fund(BC州消防士火災被災者支援基金)の共催。

「クリスマス列車」運行ルート上では、スヌーピーと仲間たちも登場する

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 地元市民や世界中からの観光客が毎年10万人以上訪れる同イベント。16回目となる今年は、運行時間をさらに延長して営業する。会場内は300万個以上の電飾を使って、スヌーピー、チャーリー・ブラウンと仲間たち、クリスマスを盗もうとしているグリンチ、キリスト誕生の場面、サンタのおもちゃ工場など、クリスマスにちなんだ飾り付けを施す。音楽に合わせてイルミネーションの点灯パターンが変わるエリアも。ポップコーンや綿あめ、ココアなどの販売やサンタとの記念写真撮影、クリスマスソングのライブ演奏なども楽しめる。

 同基金ディレクターのRay Boucherさんは「子どもから大人まで一緒に楽しんでもらえる企画。より多くの人たちに来場してもらえるよう、今年は週末の夜11時まで運行することにした」と話し、「会場の設営から運営、解体作業には、600人以上の消防士が3カ月間、計8000時間以上を費やしている」とその協力に感謝する。

 ライトアップされた会場への入場は無料だが、4カナダドル以上の同基金への寄付を募るほか、会場入り口では、フードバンクへの寄付も受け付ける。特に、肉・魚・野菜・果物の缶詰類、100%ジュース、ピーナツバター、パスタやパスタソース、米、低糖シリアル、離乳食・ミルク、おむつが不足しているという。

 クリスマス列車の乗車チケットは、大人=11カナダドル、子ども(3歳~17歳)・学生・シニア(65歳以上)=7カナダドル。2歳以下は無料。11時~15時=6カナダドル。収益は火災被災者支援プログラムのために寄付する。今年の目標金額は40万カナダドル。

 運行時間は、日曜~木曜=15時~22時、金曜・土曜=15時~23時。水曜・土曜・日曜は11時から営業。12月20日以降は毎日11時~23時。来年1月5日まで。12月25日は運休。

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