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ロブソン通りにマレーシア発カフェ「パパロッティ」-北米初上陸

コーヒー・キャラメル風味のサクサク生地で包まれた「パパロッティ・オリジナル・バン」と、オーナーお薦めのコンデンスミルク・カルダモン・ジンジャー入りオリジナル紅茶「Karak Milk Tea」

コーヒー・キャラメル風味のサクサク生地で包まれた「パパロッティ・オリジナル・バン」と、オーナーお薦めのコンデンスミルク・カルダモン・ジンジャー入りオリジナル紅茶「Karak Milk Tea」

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 バンクーバーのロブソン通り・ウエストエンド地区にマレーシア発のベーカリーカフェ「PappaRoti(パパロッティ)」(1505 Robson Street, Vancouver、TEL 604-336-2867)の北米1号店がオープンして2カ月が過ぎた。

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 2003年にマレーシアで創業し、インドネシア、エジプト、サウジアラビア、オーストラリア、韓国、中国、ベトナムなどで400店舗以上をフランチャイズ展開する同社。今回、Sherri ZaradoozさんとJaveed Somjiさんが共同オーナーとしてバンクーバーを拠点にカナダ各地へ進出を図る。1700平方フィートの広々とした店内は白・黒を基調としたシンプルな内装で、ゆったりとしたラウンジエリアを含む55席を設ける。

 マレー語で「パンの父」を意味する同店のメーンは、コーヒー・キャラメル風味のサクサク生地で包まれた「オリジナル・バン」(1個=3.65カナダドル、4個=13.20カナダドル)。「外側の甘味と中に折り込まれた溶かしバターの塩味のバランスが絶妙で、初めてドバイで食べた時、すぐに気に入った。バンクーバーはカフェが多く、いろいろな種類のスイーツがあるが、このようなスタイルの商品は今までにありそうでなかった」と紹介するSherriさん。「平日は1日平均250~300個は焼いている。オープン当初の週末は、閉店時間前に売り切れてしまうこともあったので、せっかく来てくれたお客さまをがっかりさせないために、多い時で500個は焼けるように生地を仕込むようにした」と客足の増加を喜ぶ。

 ドリンク類は、JJ Beansのコーヒー(1.90カナダドル~4.90カナダドル)や同店オリジナルブレンドの紅茶・抹茶(3カナダドル~5.60カナダドル)、搾り立てのオレンジジュース(Sサイズ=3.95カナダドル、Lサイズ=4.95カナダドル)、スムージー(Sサイズ=4.60カナダドル、Lサイズ=5.10カナダドル)などをそろえ、サンドイッチ(6.65カナダドル~8.95カナダドル)や日替わりスープ(3.95カナダドル)、フルーツサラダ(4カナダドル)など、軽食も充実させる。バン単品で楽しむ以外にも、同店特製クリームチーズやオーガニックのジャム、フルーツ、メープルシロップとアイスクリームなどのトッピング(1.25カナダドル)を追加することも可能。

 同エリアは、日本のラーメン店や居酒屋、韓国系レストランなどが多く出店し、アジア系の人たちが多く集まる。「これまでにアジア各国に進出して成功を収めている商品なので、このロケーションはブランド名を広めるためにベストだと思った。月替わりでプロモーションとしてドリンクやフルーツとのお得なセットも提供していく予定」とSherriさん。「今後はショッピングモール内などにもどんどん出店して、カナダ全土に展開していきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は7時~23時(土曜・日曜は8時~)。

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