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バンクーバー在住中国人、日本の集団的自衛権行使容認に対する反対集会

バンクーバー美術館前広場で在住中国人団体が日本の集団的自衛権の行使容認に反対する集会を開いた

バンクーバー美術館前広場で在住中国人団体が日本の集団的自衛権の行使容認に反対する集会を開いた

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 バンクーバー美術館前広場(750 Hornby Street, Vancouver)で9月18日、日本の集団的自衛権行使容認に反対する集会「Never Again」が行われ、趣旨に賛同する多くの在住中国人が集まった。主催は「Chinese Benevolent Association of Vancouver」。

戦時中の写真展示コーナー

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 同集会は、「第二次世界大戦中に中国で起きた悲惨な出来事についてあまり知られていない事実をより多くのカナダ人に知ってもらう」「中国人としてのアイデンティティー形成の基になる大切な歴史を伝えていく」ことを目的として開かれた。7月1日、安倍内閣が臨時閣議で憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使を認める閣議決定を行ったことを受け、「日本が再び軍国主義に戻ることを避けなければ」(Dart Coon Clubビクトリア支部のトーマス・チャンさん)と開催に至った。

 集会では、当時の戦争体験談を「どうしても今伝えなければ」と家族が通訳を介して代読し、「私たちは平和を望んでいる。戦争は必要ない」と声を荒らげる場面も。戦時中の写真展示コーナーも設け、戦争の悲惨さを訴えかけた。

 「殺人のために軍を派遣するのではなく、人道的支援のための活動を今後も継続すべき。過去のことは忘れて、未来に向けて動き出すべきだと言われることもあるが、当時のあまりの惨劇は忘れようとしてもそう簡単に記憶から消し去ることはできない。日本が、そして世界が再び過ちを繰り返さないよう、私たちは訴え続けていかなければ」(チャンさん)。

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