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先住民族・ティムシャン族の伝統工芸品を公開-UBC人類博物館
(2008年04月10日)
UBC(ブリティッシュコロンビア大学)のキャンパス内にある先住民文化に関するコレクションで知られる人類博物館「MOA(Museum of Anthropology)」(6393N.W.MarineDrive Vancouver、TEL 604-822-5950)で企画展「ティムシャン族の貴重な工芸品展(Treasures of the Tsimshian from the Dundas Collection)」が開催されている。
同展は、2006年にティムシャン地域からスタートしたカナダ横断の展示イベントで、同館が最終開催地点となる。ティムシャン族はブリティッシュコロンビア州のノースウエストコーストに住む先住民の一部族。展示品は、1863年に同州のMetlakatla村で聖職者のロバート・ダンダスさんが集めたティムシャン部族の工芸品。2006年にひ孫がニューヨークのオークションハウス「サザビーズ」で競売にかけたものをカナダの美術館や個人コレクターが買い集め、同展のために貸し出している。
展示スペースでは、ダンス時に使用したとされる木製マスク、外側に彫刻を施した保存用のチェスト、ヤギや羊の角から作ったスプーン、クジラの形をした音楽器具など、約1世紀にわたり公の場に出なかった約48点を展示する。
学芸員のBill Mclennanさんは「ティムシャン族は家系、血統を重んじる部族。家柄や身分を、お面や衣装、飾りなどで表現し歴史を紙に記して残すのではなく口承文芸として語り伝えてきた。その際に使われた工芸品を一堂に展示。彼らの生活様式やアイデンティティーを垣間見ることができる。展示が終了すれば作品はすべて美術館やコレクターに返却するので、ぜひこの機会に」と来館を促す。
開館時間は11時~17時(火曜=11時~21時)。月曜休館。入場料は、大人=9カナダドル、学生・シニア=7カナダドル、6歳以下=無料。火曜日に限り17時以降=5カナダドル。同展の開催は6月7日まで。
MOA(Museum of Anthropology)
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