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ステーキチェーン「ペッパーランチ」北米進出-リッチモンドに1号店

来店客に「ビーフペッパーライス」の食べ方を説明するスタッフ

来店客に「ビーフペッパーライス」の食べ方を説明するスタッフ

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 東南アジアを中心に12カ国で192店舗を展開するペッパーフードサービス(本社=東京都墨田区)が3月14日、カナダ1号店となる「Pepper Lunch Canada」(Unit 150-5951 No.3 Road, Richmond、TEL 604-285-5933)をリッチモンド中心部にオープンした。

「ペッパーランチ」カナダ1号店の人気メニュー「ビーフペッパーライス」(8.95カナダドル)

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 テープカットに続き、中国系住民の多いリッチモンドらしく、ライオンダンスが登場したオープニングでは、Malcolm Brodie市長が「リッチモンドを訪れた人は皆、市内のレストランの種類の豊富さとその質の高さに驚く。家族や友人と気軽に楽しめる新しいスタイルのカジュアルなステーキ店ということで、また一つリッチモンドに自慢できる店が増えた」と喜んだ。Chris Syペッパーランチ・カナダ社長は「準備を始めてから今日まで1年以上かかった分、念入りに進めることができた。ここがゴールではなく、これからビジネスをどんどん拡大していくので期待していてほしい。今後2年間で、バンクーバー近郊にさらに6店舗増やす予定」とした。

 店舗面積は約1600平方フィート。48席を設ける店内には、「いらっしゃいませ」「お待たせしました」「ありがとうございました」というスタッフの快活な日本語が響き、高出力電磁調理器で加熱された鉄皿に載せて提供されるステーキが焼けるジュージューという音と香ばしい香りがあふれる。

 メニューは、「Beef Pepper Rice」(8.95カナダドル)、「Pork Pepper Rice」(8.50カナダドル)、「Chicken Pepper Rice」のほか、カナダらしく「Salmon Pepper Rice」(以上10.95カナダドル)や、ベジタリアンメニューとして「Mushroom Tofu Pepper Rice」(9.95カナダドル)も加えた 10種類のライスシリーズと、「Sliced Angus Steak(8.5オンス)」(15.95カナダドル)、「New York Steak(8オンス)」(25.95カナダドル)、「Pepper Burger Steak」(8.95カナダドル)など12種類のステーキシリーズをそろえる。

 オープニングに駆け付けた創業者の一瀬邦夫社長は「カナダ1号店というだけでなく、北米としても初進出となる。Chrisさんたちのこのビジネスに懸ける熱意も素晴らしかったし、これまでに成功してきたエリアからの移民の人がたくさん住んでいる地域ということもあって、ここリッチモンドでもきっと多くの人が喜んでくれると思う。日本生まれの世界ブランドとして成長を続けていきたい」と抱負を語った。「今回はカナダらしくメニューにサーモンを取り入れたりしてあるが、どこの国に行っても絶対に外せないのはオリジナルのソースとバター。まずは全店で一番人気のビーフペッパーライスを試してみてほしい」とも。

 営業時間は11時~22時。

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