バンクーバー国際空港近く、リッチモンド市のスティーブストンに5月3日、日本の帆船「海王丸」が来港し、市民らの歓迎を受けた。
5日~7日に開かれたカナダ建国150周年記念関連イベント「Ships to Shore King of the Sea」の一環で来港した「海王丸」。JMETS(海技教育機構)の練習帆船で4本マストの美しい姿から「海の貴婦人」とも呼ばれている。4月5日に実習生110人と共に東京を出港し、約1カ月かけてスティーブストンに到着した。
期間中は無料で一般公開し、地元の小学生や住民らも港を訪れ、全長110メートルのその美しい姿に拍手を送る姿が見られた。200人の船員が180フィートのマストに上り帆を広げる「セイルドリル」も行われた。