イエールタウンの犬専用ブティックが愛犬家に人気-日本製グッズも

商品を身に着けて客を出迎える「Barking Babies」の看板犬Tallulah

商品を身に着けて客を出迎える「Barking Babies」の看板犬Tallulah

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 新しいコンドミニアムやカフェ、インテリアショップなどおしゃれな店が集まるイエールタウンに店舗を構える犬専用ブティック「Barking Babies」(1188 Homer Street, Vancouver、TEL 604-647-2275)が、愛犬家の間で話題を集めている。

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 同店オーナーのNancy HowatsonさんとMichael Howatsonさん夫妻は、愛犬のジャック・ラッセル・テリアで現在16歳になるQuintinと一緒に東京に3年間住んだ経験がある。「滞在中に出会った犬たちが、とてもおしゃれで実用的な服を身に付けているのが印象深く、ペット用品店が高品質で多くの品ぞろえがあることに驚いた」と話すNancyさん。「バンクーバーに戻って来てから同じような商品を探したがなかなか見つからず、それなら自分たちで店を始めようと思った」という。

 昨年7月、店舗面積が約55平方メートルの現在の場所に移転。「お客さんが店内を見て回る間に、愛犬たちが自由に歩いて回れるスペースを確保したかった」というNancyさん。「イエールタウンは、どんどん新しく建設されるコンドミニアムに入居する若い世代のカップルや、1人暮らしで犬をパートナーとして大切にしている人たちが多いエリアで、自分たちが取り扱う商品に対する需要はとても高い」と出店の理由を話す。

 店内は、鮮やかなオレンジと白で統一された内装で、犬用の洋服や玩具、首輪や散歩用のリード、装飾品などが種類別・サイズ別に分かりやすくディスプレーされている。商品は、オーナー自身が直接、東京やニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなどに足を運んで、自分の目で見て確かめたものを仕入れ、実際にQuintinや看板犬を務めるヨークシャー・テリアのTallulahが「試着」、その機能性の高さや着心地を確認するという。犬も安心して食べることができるおやつ類も、Nancyさんと愛犬たちが試食して「味と安全性の両面で納得したものだけを店頭に並べる」というこだわりを見せる。

 ホーム・パーティーの準備で同店を訪れた常連客の1人は「来てくれる友人や親せきに、家族の一員である愛犬の一番かわいい姿を見せたいので、とっておきのおしゃれな服を選びに来た。私たちが誕生日ケーキを食べているときに仲間はずれにならないように、犬用のカップケーキを買って帰るつもり」と話す。

 営業時間は、月曜~金曜=10時30分~18時30分、土曜=11時~17時30分、日曜=11時~17時。

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