炭素税がかからない新バイオ燃料-バンクーバーのスタンドが販売開始

バンクーバーにバイオディーゼル100%燃料を販売するスタンドがオープンした。

バンクーバーにバイオディーゼル100%燃料を販売するスタンドがオープンした。

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 7月1日からブリティッシュ・コロンビア(BC)州で導入されるCarbon Tax(炭素税)の影響で、さらなるガソリン代の上昇が予想されている中、バンクーバーのリサイクル業者「Recycling Alternative」(360 Industrial Avenue, Vancouver、TEL 604-874-7283)が炭素税のかからないバイオディーゼル100%燃料「B100」の販売を開始した。

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 BC州内にはバイオディーゼル燃料を取り扱うスタンドがほかに2軒あるが、「B100」を商業用だけでなく会員登録をした一般消費者にも販売するのは同スタンドが初めてとなる。

 同スタンドのJean-Michel Torielマネージャーは「表面的には新しいスタンドのオープニングに過ぎないが、実際はグローバルなレベルでの環境問題への取り組みに重要な役割を果たしている」と話し、「バイオディーゼル燃料は、地球温暖化や原油価格の高騰などの問題解決に欠かせない。温室効果ガスの削減効果があることや炭素税がかからないことなどを考えると、通常の化石燃料よりも今後の利用価値が高いはず」と自信をみせる。

 6月21日のオープニングイベントでは、約50人が新規会員として申し込み、現在約130人が会員登録している(同マネージャー)という。

Recycling Alternative

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