コンセプトはサステイナブル-グランビルストリートにワイン&タパスレストラン

オーナーのPeter Raptisさんと店内の様子。

オーナーのPeter Raptisさんと店内の様子。

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 ダウンタウンとバンクーバー国際空港、リッチモンド市をつなぐ「カナダライン」の建設工事が進むグランビルストリートに、サステイナブルにこだわったレストラン「Refinery」(1115 Granville St, Vancouver TEL 604-687-8001)が昨年12月、オープンした。

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 敷地面積は1,800スクエアフィート。席数は75席。内装は「Earls」などの有名レストランをデザインするバンクーバーの「M-Studio」が手がけた。入って左側には、取り壊された家で使われていた木を再利用して壁をデザイン。天井へと続く壁は、徐々に木の間隔を広げて後方から照明を取り入れる。「まるで木で波をイメージしているようなデザイン」と話すオーナーのPeter Raptisさん。右壁にはグランビル・マーケットで魚や肉、野菜などが売られている様子をPeterさん自身が撮った写真をクロスに取り入れる。クロスには低VOCのエコ塗料を使用する。

 床にはコルクとゴムをリサイクルしたフローリング材、ダイニングテーブルには光遼板と呼ばれる木の代わりにサトウキビの茎でつくった合板建材(ホルムアルデビド不使用)、18人が合い席可能な大きな共同テーブルには、廃材でリサイクルされたBC産のダグラス・ファー、照明にはLEDライティングを使うほか、水や電気などを節約する省エネの工夫なども施す。

 「ほかにも、当店よりサステイナブルな建築やレストランはバンクーバーにいくつかある。自分たちのできる範囲で環境にやさしい空間を作った」とPeterさん。昨年結婚したばかりの妻は中学校の教師。授業で生徒にレストランのプレゼンテーションをさせたところ、「それは環境にいいことなのか」「レストランや客は地球のために何ができるか」などの質問が多く飛び交ったとういうエピソードも、店のコンセプトを推し進める「大きなきっかけになった」(Peterさん)という。

 メニューはグランビル・マーケットで仕入れる魚や肉、ハム、チーズを使ったヨーロッパのデリスタイルのタパスやシェア・プレートなど16種類。毎週替わる10種類のチーズと10種類のハムから数点ずつ選びボードに盛るシェア・プレート(16カナダドル~)は「おすすめメニューのひとつ」(同)だという。

 同店では、食材もワインも可能な限り地元で調達する。ワインは約70種類を取りそろえ、50%はBC産ワインを取り扱う。グラスは9カナダドル~、ボトルは37ドル~。

 「グランビルストリートが工事中で近隣にナイトクラブも多いことから入りにくいイメージがあるようだが、実際に来てもらうとBCの自然の要素を取り入れた内装で落ち着いてもらえる」とも。

 営業時間は16時~24時。

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