バンクーバーで「大島渚・映画祭」-「愛のコリーダ」など19作品上映

バンクーバーの映画館Pacific Cinemathequeで大島渚監督の映画を一挙に上映する映画祭が始まった。

バンクーバーの映画館Pacific Cinemathequeで大島渚監督の映画を一挙に上映する映画祭が始まった。

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 バンクーバーの映画館Pacific Cinematheque(1131 Howe Street,Vancouver TEL 604-688-3456 )で1月16日、大島渚監督の映画を一挙に上映する映画祭「In the Realm of Oshima(大島渚の世界)」が始まった。

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 同祭は、大島監督の作品の中から「戦場のメリークリスマス(Merry Christmas, Mr. Lawrence)」や「無理心中-日本の夏(Japanese Summer: Double Suicide)」など19作品を一堂にラインアップする。

 期間中、北野武さんや松田龍平さんの出演で話題を呼び、幕末の京都を舞台に新撰組の男色について描いた「御法度(Gohatto)」や、阿部定事件を題材にした日仏合作作品「愛のコリーダ(In the Realm of the Senses)」など、男女の性や究極の愛、政治的思想などを描いた作品なども上映する。

 広報担当のJessica Parsonsさんは「ほとんどの作品を35ミリプリントで上映し、作品のいくつかは北米初上映。大島監督といえば、1960年代の映画界に新しい風を巻き起こし、日本のジャン=リュック・ゴダールとも言われる。北米ではDVDでも見ることができないレアな作品もあるので、会場に来て楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
 料金は1作品につき、一般1枚=9.50カナダドル、2枚=11.50カナダドル。チケットは、ウェブサイトや会場のボックスオフィスなどで販売する。2月16日まで。

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