バンクーバーにフランス風手作りチョコレーショップ-カカオ豆にこだわり

バンクーバーのメーン・ストリートエリアに手作りフレンチ・チョコレートショップがオープン、地元客を中心に人気を集める。

バンクーバーのメーン・ストリートエリアに手作りフレンチ・チョコレートショップがオープン、地元客を中心に人気を集める。

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 バンクーバーで個性的なブティック、レストランの多いメーンストリート・エリアに7月22日、フレンチ・チョコレート店「Chocolaterie De La Nouvelle France 」(198 East 21 st Ave. Vancouver TEL 604-566-1065)がオープンし、地元客を中心に人気を集めている。

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 同店はモントリオール出身のチョコレート職人Anne-Genevieve Poitrasさんが開いた。外壁は明るい黄色と花模様のペイントで飾り、約450スクエア・フィートの店内は白と明るい色調の木目で統一。店のデザイン・コンセプトは「フランスの田舎に昔からある小さなショップ」。ガラスケースには店内で加工されたばかりのトリュッフル、フィンガーチョコ、スクエア・チョコなどが並ぶ。

 チョコレート原料はフランスから輸入したガーナ、メキシコ、ベネズエラ産の3種類のカカオ豆を使用。それぞれ仕上がりのカカオ分の濃度が違っており、ガーナ産=40.5%、メキシコ産=66%、ベネズエラ産=72%。Anne-Genevieve さんは「もっと濃いチョコレートを、というお客さまも多いので、秋からはタンザニア産の75%のチョコレートも仕入れる予定」と話す。

 同エリアへ出店を決めた理由として、Anne-Genevieveさんは「バンクーバーの中でもメーンストリート・エリアは手作りのベーカリー、ローカルデザイナーによるブティック、レストランが多い個性的な地区。大手チェーン系の店が少ないのも魅力だった。ここなら、手作りチョコレートの良さが理解され、受け入れられると思った」と話す。

 人気商品は塩味の効いた「Almond Fleur de Sel Square」、オレンジの風味が香る「Orange Blossom Truffle」、ラベンダーの香る「Lavender Square」。すべて計り売りで1グラム当たり18セント。秋、冬に向けてフルーツ系を少なくし、唐辛子入りチョコレート、ミルクチョコ、ホットチョコレートなどを増やしていく予定。

 営業時間は、土曜・日曜=11時~18時、火曜~金曜=12時~19時。月曜・火曜定休。

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