リッチモンドに聖火到着-「O zone」イベントに1万5千人の市民集まる

リッチモンド在住の車椅子アスリートRick Hansenさん。撮影:竹見脩吾

リッチモンド在住の車椅子アスリートRick Hansenさん。撮影:竹見脩吾

  • 0

  •  

 バンクーバー冬季五輪の聖火リレーが2月9日夜、リッチモンド市の五輪関連イベントサイト「O zone」に到着し、記念イベントに市民ら1万5千人以上が集まった。

[広告]

 「O zone」はオリンピック期間限定のイベントサイト。コンサート会場、無料アイススケートリンク、ボブスレーなどのスポーツを体感できるバーチャル・リアリティ・ウィンタースポーツやオランダ館が設置される。

 16時半ごろリッチモンド市内で始まったトーチ・リレーは、約70名の走者により市内を廻り、21時頃「O zone 」に到着。この日の最終走者でリッチモンド在住の車椅子アスリートRick Hansenさんは会場内に作られたトラックをほぼ一周まわり、ステージ上に登場。集まった人びとから大きな歓声を受けた。Hansenさんの姿を見ようと場所取りに2時間を費やしたという女性は「一生に一度のことなので、立ちっぱなしでも構わない。Hansenさんが思ったより早いスピードで通りすぎたのでうまく写真を撮れなかったのが残念」と話す。

 聖火到着前の17時半すぎには高さ約4メートル、幅30メートルの氷の壁「Ice Gate」も一般公開を開始。BC州出身のアーティスト、Gordon Halloranさんの色鮮やかなデザイン画が氷の表面を飾る「Painting Below Zero」というスタイルに熱心に見入る来場者の姿も見られた。

 開場時間は月~金=15時~23時、土・日=12時~23時。入場無料。コンサートなどのイベント・スケジュールはサイトで確認できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース