小塚選手と織田選手が現地入り-フィギュア男子勢、バンクーバーに出そろう

バンクーバー国際空港に到着したフィギュアスケート織田信成選手。撮影:竹見脩吾

バンクーバー国際空港に到着したフィギュアスケート織田信成選手。撮影:竹見脩吾

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 バンクーバー冬季五輪開催まで残り2日となった2月10日、午前中に成田からフィギュアスケート男子代表の小塚崇彦選手が、午後には合宿先のアメリカから織田信成選手が到着した。すでに現地入りし、本番に備え調整を整える高橋大輔選手に続き、フィギュア代表の男子勢がバンクーバーに出そろった。

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 活躍が期待されるフィギュア勢の到着とあって、空港内には多くの報道陣が待ち構える中、一足先に各局のオリンピックメーンキャスターらが空港ロビーに到着した。スポーツキャスターの松岡修三さんは「バンクーバーは自然もあってリラックスでき、食事の面も含めて日本人選手には戦いやすい場となるだろう」と冷静に分析し、ノルディック複合元日本代表の荻原次晴さんは「選手と同じように勝負する気持ちでバンクーバーに来た。自分の経験の中から感じたことを伝えたい」と熱く語った。

 長時間のフライトにもかかわらず、日本人ファンらの声援やサインにも笑顔でこたえた小塚選手は自身の調整について「オリンピックをはげみに、体を痛めつけるほど練習をしてきた。調子もあがってきているし、本番に向けていい段階を踏んでいる」と話す。また、楽しみなことの一つとして「選手村で色々な人に出会って友だちを作りたい。街の中を歩いてオリンピックムードを楽しみたい」とさわやかな表情をみせる。

 織田選手は「初めてのオリンピックでワクワクしているが、興奮しすぎずエネルギーを貯めたい」と話す。注目の4回転ジャンプについては「1日に一度はいい感じで飛べている。飛びたいという気持ちが空回りしないよう深く考え過ぎずにいきたい」とも。初めてのオリンピック出場に向けてしっかり準備ができたという織田選手は、衣装の話に質問がおよぶとデザインをジェスチャーで表現し、織田選手らしいビッグスマイルを見せた。

 男子ショートプログラムは2月16日、フリーは18日に行われる。

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