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バンクーバーでマンガイベント-有名アニメーターのワークショップも
(2007年11月06日)
現在、開催中の「少女マンガ・ガールパワー!」の展示に合わせて11月3日、日系ヘリテイジセンター内、ナショナル日系ミュージアム(6688Southoaks, Crescent, Burnaby)でマンガに関するイベントが行われた。内容は、平野有紀さんによるプレゼンテーションとディスカッション、Jeff Chiba Stearns(ジェフ・千葉・スターンズ)さんによるワークショップとアニメ映画の上映会。
平野さんは、海外アニメ「サウスパーク」のエピソードで日本の漫画、文化を皮肉った1話を紹介しながら「日本の漫画が外国人に与える影響、捉え方」「漫画がどのように日本で利用されているか」の現状などのプレゼンテーションを行った。参加者からは漫画が日本でどのように、どこまで利用されているかの質問やタブーな問題を漫画で表現することへの意見などが活発に交わされた。
平野さんは、もともと人類学が専攻。文化や生活への研究を進めていくなか、漫画のあり方に興味を抱くようになったという。イタリアなどカナダ以外でも漫画に関する講義を行っており、今年の春まではSFU(サイモン・フレイザー・ユニバーシティー)で日本語も教えていた。12月からは、日本で研究活動をする予定。
ジェフさんによるワークショップとアニメの上映会には、たくさんの子どもが集まった。ワークショップでは、漫画の「キャラクター作り」を行った。キャラクターを作るためには「キャラクターに魅力を与えることが必要なのと同時に、弱点を与えることも必要」とキャラクターを内面から製作し個性を与えるコツを伝授。何頭身で描くといいかや動きの与え方、陰影のつけ方などの技術もボードに描きながら丁寧に説明した。
作業の後はジェフさんのアニメーション「Kip and Kyle」(キップ・アンド・カイル)、「Horror of Kindergarten」(ホラー・オブ・キンダーガーテン)、「What are you Anyways?」(ホワット・アー・ユー・エニウェイズ)を上映。「What are you Anyways?」は、ジェフさん自身の経験をもとに作られた。日本人の母親とヨーロッパ系の白人である父親の間に生まれたジェフさん。カナダの小さい町で生まれ育つ中で、ハーフジャパニーズであることで受けた差別や偏見に悩みながらも、自分らしさを見つけていく過程をユーモラスに描いたアニメ。映画に対して「バナナの例えが面白かった。(外は黄色だけど中は白人という意味)シリアスな問題かもしれないけど楽しかった。続きがあればいい」という子どもの声も。
Jeff Chiba Stearns
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