バンクーバーに巨大デジタル・オルカ像-立体ピクセルアートが話題に

バンクーバー・コンベンションセンター横に設置された巨大オルカ像「Degital Orca」が道行く人や観光客の注目を集めている。

バンクーバー・コンベンションセンター横に設置された巨大オルカ像「Degital Orca」が道行く人や観光客の注目を集めている。

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 バンクーバーのダウンタウンにあるコンベンション・センター(1055 Canada Place, Vancouver)横に巨大オルカ像「Degital Orca(デジタル・オルカ)」が建てられ、建設途中から道行く人や観光客の注目を集めている。

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 同像は2008年に公募された応募総数150点の作品の中から選ばれた「コンベンション・センター、アート・プロジェクト」11点の中の1点。ペイントが施された正方形の小さなアルミニウムを数百個積み重ねて高さ25フィートのオルカ像を作っている。作者は、日本をはじめ世界中で翻訳されたベストセラー「ジェネレーションX」で知られるバンクーバー在住の作家でアーティストのDouglas Coupland(ダグラス・クープランド)さん。

 クープランドさんは「ピクセル(コンピューター画像の最小画素)化された3Dのオルカ像は見慣れているはずのものを新鮮でエキサイティングなものに変えてくれるだろう。この像は過去と未来を象徴し、そしてBC州の経済的発展と港周辺の開発による大規模な変化を人々に思い起こさせるだろう」と解説する。

 バンクーバーを観光で訪れ建設中の同像の前で記念撮影をしていたオンタリオ州在住のSandraさんは「BC州と言えばオルカだし、記念になると思い写真を撮った。撮った写真を見てみると、モザイクがかかった映像風に映っているのが面白い」と話していた。

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