バンクーバーの日系旅行会社「ＩＡＣＥトラベル」（202－736 Granville St、TEL 604-602-7551）はオカナガン・ヴァレーへのワイナリーツアーの催行を今年も開始した。

　同社の催行するツアーは日帰り。ワインの歴史の浅いカナダでもオカナガン地方でワインナリーを1970年代から操業する「Quails’ Gate」、「Mission Hill」ワイナリーを見学し、赤・白、各ワインのテースティングができる。シーズン期間中は予約が困難な「Quail’s Gate」でのコースランチも含まれる。

　BC州オカナガン地方のワインは年々規模を増し、現在では120～130のワイナリーが点在する。大小500の湖があり、カナダでは最も温暖の乾燥地帯でブドウの生産に適しており「北のカリフォルニア」の別名を持っている。品質の評価も年々高まり、世界的な賞を受賞するワインも数多くある。リカーショップに卸していないワイナリーも多く、当地でしか出会うことのできないワインを求めてカナダ国内、アメリカからの観光客も多く訪れるようになった。

　ツアーを催行するIACEトラベルバンクーバーの満木貴広支店長は「オバマ大統領も飲んだQuail’s Gateのワイン、オカナガン地方最大のMission Hillワイナリーがツアーコースに。ランチは地元でも予約でいっぱいになる人気の場所なので楽しめるのでは」とツアーの魅力を話す。

　ツアーは月2回、10月初旬まで催行する。1人150カナダドル。