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バンクーバー・コンベンションセンターの屋上縁化、「デザイン賞」受賞

デザイン賞を受賞したバンクーバーConvention Centreの屋上縁化

デザイン賞を受賞したバンクーバーConvention Centreの屋上縁化

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 ダウンタウンにある「バンクーバー・コンベンションセンター」(1055 Canada Place, Vancouver)西館屋上が11月、Green Roof for Healthy Cities協会「2010年度デザイン賞」を受賞した。設計デザインはバンクーバーの建築会社PWL Partnership Landscape Architects Inc。

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 2.4ヘクタールとカナダで最大面積のグリーンルーフを誇る同センターの屋上には、Beach Strawberry(野イチゴ)やHookers Onionなど珍しい野菜を含む約40万の苗や球根が屋上全体に植えられている。

 受賞した同センターについて、Green Roof for Healthy Cities協会のJeffrey L. Bruce会長は「この降水量の多いバンクーバーの気候で雨水の流出を防ぐために考慮された素晴らしい構造設計。建物が沿岸にあるので多種の生物が訪れる場所でもあり、とても環境に適したデザイン」と話す。

 Green Roof for Healthy Cities協会は、壁や屋上の緑化を推進し、認知度を高めるために創立された。「グリーンルーフには、いろいろなメリットがある。嵐に見舞われることが多い北アメリカでは洪水を防いだり、雨水の流出を遅延させたりする効果がある。そのほか、省エネルギー効果や温度の緩和効果などたくさんある」とJeffreyさん。

 バンクーバー冬季オリンピックのため、昨年建設された同コンベンションセンター。「一般の屋上見学は行っていないが、同センター内や外からグリーンルーフが所々見えるデザインになっている。センター内の一般向けツアーは行っているので、ぜひ見学に来てもらえれば」と同センターのJinny Wuさんは笑顔で話す。同センターのサイトで予約できる。

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