ウィリングトン教会で日本人のためのクリスマスディナー開催

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 バンクーバーに隣接するバーナビー市「Willingdon Church(ウィリングトン教会)」で12月7日、クリスマスイベントの一環でクリスマスディナーが開かれた。日本語と英語の両方で行われたディナーには100人以上の日本人が家族や友人とともに参加した。

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 会場は、終始和やかな雰囲気に包まれ、子どもたちによるクリスマスキャロル、参加者の自己紹介、小さい子どもへの絵本の読み聞かせなどが行われた。ディナーはブッフェ形式で、ターキーやスタッフィング、クランベリーソース、グレービーなどと伝統的なクリスマス料理が振る舞われた。

 ウィリングトン教会は、インターナショナル・ミニストリーのため礼拝などが英語のほか日本語、中国語、韓国語、ロシア語など7カ国語に通訳されるのが特徴。1961年に創設されたころは、100人ほどの信者しかいなかったが今では5,000人もの信者が通うバンクーバー・エリアでは有名な教会の1つ。「日本語で礼拝も受けることもできるし、他の日本の方とも交流ができる場所」という信者の声も。

 日本語部のウォルター・パターソン牧師は父親が日本で長年、伝道活動をしていたため自身も日本語を流ちょうに話す。カナダで日本人のために日本語でサービスを行うことについて、「カナダに住んでいる日本人は、日本にいる日本人よりもっとリラックスして私の話に興味を持ってくれるのでありがたい」という。約12年もの間、1信者として日本語部を中心になってサポートし、運営している鹿嶋朋子さんは「1人でも多くの日本の方にイエス様を知ってもらうためにさまざまなイベントを行っている」とも。

 12月13日~17日には教会利用者が出演するミュージカル「Two from Gallilee」の上演予定。メーンキャストはオーディションを行い、3カ月間の練習を重ねるなど本格的なもの。毎年、教会利用者だけでなく地元の人も訪れるため、会場は満員になり席の入手が困難なほど人気がある。2階バルコニー席は無料だが、1時間前でも席の確保は難しい。1階は有料で、料金は、大人=10カナダドル、子ども(3歳~12歳)=5カナダドル。チケットマスターで購入できる。

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