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ダウンタウン一帯に60年代のクリスマスデコレーション-17年ぶりに復活

バンクーバーの冬恒例ディスプレー「Woodward’s Windows」が17年ぶりに復活した

バンクーバーの冬恒例ディスプレー「Woodward’s Windows」が17年ぶりに復活した

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 バンクーバーのクリスマスシーズン恒例のイベント「Woodward’s Windows」が17年ぶりに復活し、街行く人たちの注目を集めている。主催はCanada Place Corporation。

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 サンタのおもちゃ工場やクリスマスのキャンディー工場、仲良く遊ぶテディベアなどの飾り付けがダウンタウン各所に施され、1960年代に手作りされた人形たちの繰り広げるクリスマスの光景が来場者の目を楽しませている。ディスプレー展示しているのは、Canada Place(999 Canada Place, Vancouver)、TD Canada Trust(Woodward’s building内:W. Hastings St.とAbboott St.の北西角)、Bentall Centre One & Three、BC Ferries Vacations、Vancouver Christmas Marketの市内6カ所。

 使用する飾り付けは、ダウンタウンのイーストサイドにあった百貨店「Woodward’s Department Store」のクリスマス用ディスプレーを、同店が閉鎖した1993年にCanada Placeがまとめて買い取ったもの。Canada Placeのクリスマスデコレーションとしてこれまでも使われていたが、今回は同エリア再開発のために、市が行ったWoodward’s Buildingの大規模な改装工事が完成したことから、当時のデコレーションを忠実に再現、規模を拡大してのイベント開催に至った。

 「多くの皆さんのサポートのおかげで、ダウンタウン一帯でWoodward’s Windowsをお披露目できることになってとても喜んでいる」と話すCanada Place CorporationのMike Shardlow社長兼CEO。「市民の皆さんにホリデーシーズンの明るい雰囲気を届けるだけでなく、ダウンタウンイーストサイドの子どもたちを助けることにもつながれば」と期待を寄せる。

 各自でそれぞれのディスプレーを巡ることができるよう、場所や展示内容を記した地図も各会場で配布中(サイトからダウンロードも可能)。全問正解者の中から抽選で家族旅行(4人分)が当たるクイズも企画する。会場では、イーストサイドの子どもたちへの食糧支援プログラム「Strathcona Community Centre’s Food Security for Children」への寄付を受け付けている。無料。今月24日まで。

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