バンクーバーで元旦恒例、寒中水泳大会-気温2度の中、2200人以上が海にダイブ

元旦恒例の寒中水泳に挑戦する参加者ら

元旦恒例の寒中水泳に挑戦する参加者ら

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 バンクーバーで毎年元旦に行われる寒中水泳大会「ポーラ・ベア・スイム」が1月1日、イングリッシュベイ(English Bay Park Beach Ave)で行われ、海に飛び込む2,200人以上の参加者や多数の見物人らがビーチに集まった。

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 気温は2度、水温は6度という極寒の中、ビーチは海パンやビキニ、コスチュームを来た子どもからお年寄りまでの参加者でごった返した。気合を入れる言葉を発しながら海に向かって走って行き、体を震わせながら何度も海に戻る参加者ら。中には、顔を白く塗りピエロに扮した軍団やサンタクロース、トナカイなど色とりどりのコスチュームで海に飛び込む参加者の姿も見られた。

 「今年の海水も冷たかった」と笑顔を見せるHawriet Princessさんは、14年間欠かさず参加し続けているという。「1997年に姉妹と一緒に始めて以来、毎年楽しみにしている。寒いけれど、新年に向けて精神を強くしてくれるし、フレッシュな気分にさせてくれる」と胸に参加記念バッジ14個を付けて話す。

 同イベントは、Peter Pantagesさんが1920年にPolar Bear Clubを創立して以来、世界でも歴史のある大規模の寒中水泳大会として地元で親しまれている。今年の参加登録者は、昨年の1,876人に比べ、2,206人を大幅に上まったという。

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