バンクーバー市内のビーチに8月14日から、ドリンク容器リサイクル用のごみ箱が新しく設置され、多くの人でにぎわう海岸沿いの環境美化に一役買っている。同市とバンクーバー公園&レクリエーション課、Encorp Pacific (Canada)の共同プロジェクト。
1年間の試験運用プロジェクトとして、キツラノビーチ、サンセットビーチ、イングリッシュ・ベイ、セカンドビーチ(スタンレーパーク内)とコマーシャル・ドライブ沿いに計60個のドリンク容器リサイクル用ごみ箱を設置した。1個のごみ箱に、アルミ缶にして288本、ペットボトルにすると150本が入る。
ロバートソン市長は「公共の場所でも誰もがリサイクルしやすくするために、今回の設備投資は賢明なもの。2020年までに埋め立てごみを現在の50%に減少させるために、多くの人が訪れるビーチなどでのポイ捨て防止を促すことは重要な一歩にほかならない」と、プロジェクトの目的を説明する。
試用期間終了後、同じロケーションで継続するか、さらに市内での設置箇所を増やすかを決定する。