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カナックスファン「グリーンメン」、ファンの殿堂入り-スポーツチャンネルが表彰

緑の全身タイツ姿で知られる、カナックスファンのグリーンメンが「ファンの殿堂入り」を果たした。

緑の全身タイツ姿で知られる、カナックスファンのグリーンメンが「ファンの殿堂入り」を果たした。

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 バンクーバーだけでなくアイスホッケーファンなら知る人ぞ知る、熱狂的なカナックスファンの2人組み「Green Men(グリーンメン)」が、スポーツ専門チャンネル「ESPN」が今年初めて選出するスポーツファンの殿堂「The Hall of Fans」に名を連ねることになり、9月19日授賞式に出席した。

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 試合会場を埋め尽くして選手やチームを鼓舞する、スポーツの世界には欠かせない存在のファンへの感謝の気持ちを形にするために同チャンネルが設けたのが、今回の「ファンの殿堂」。チームへの忠誠心や情熱度、影響力などを通して「スポーツファンの偉大さ」を体現していることが選出の条件となる。7月に応募開始して集まった中から8月に10人に絞られた後、サイト上での一般投票が行われた。総投票数は5万票。グリーンメンのほか、プロフットボールチームBaltimore Ravensのファン「Captain Dee-Fense(キャプテン・ディフェンス)」ことLarry Hensonさん、アラバマ大学ソフトボールチームのファンEmily Pitekさんが選ばれた。

 グリーンメンのSullyとForce(共にニックネーム)は、2009年のシーズンから全身緑のスパンデックスタイツに身を包んでカナックスの試合を50試合以上観戦し、ペナルティーボックスに入った対戦相手の選手をからかうようなパフォーマンスをして、会場の観客やテレビカメラの注目を集めた。知名度が上がるにつれて、地元でのさまざまなチャリティーイベントへのゲスト参加の機会も増えた2人。これまでに1万5,000カナダドル以上の寄付金集めに貢献したという。

 2人は、「フェイスブックでの呼び掛けに応じて、自分たちに投票してくれた多くのファンの皆さんに感謝したい。単なる『クレイジーな緑色のアイスホッケーファン』だった自分たちがここまで来られたのは、ほかのファンのサポートがあったから。これからもカナックスの応援を続けていきたいので、少しでも早くロックアウトを終わらせて今年のシーズンを始めてほしい」とコメント。

 授賞式では、受賞者の名前を刻んだボード付きのスタジアムチェア3脚がESPN本社前に設置され、チケット売買サイトStubHubの1,000ドル分商品券が手渡された。10月5日発売の「ESPN The Magazine」に受賞者の特集が掲載される。

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