バンクーバーの名物お化け屋敷、今年も好評-毎夜1000人近くが行列

バンクーバーの名物お化け屋敷「Dunbar Haunted House」に毎夜約1000人が行列を作り恐怖を楽しんだ

バンクーバーの名物お化け屋敷「Dunbar Haunted House」に毎夜約1000人が行列を作り恐怖を楽しんだ

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 バンクーバーで毎年ハロウィーンシーズンに開設されるお化け屋敷「Dunbar Haunted House」(8934 Shaughnessy St. Vancouver )が今年も好調、毎夜約1000人が2時間待ちの行列ができるなど市民らがお化けたちの作り出す恐怖の世界を堪能した。

 同お化け屋敷はバンクーバー在住のBrad Leith さんが、7年前に友人らと自宅をハロウィーン用に飾ったのが始まり。翌年より年々装飾の規模が大きくなり本格化するとともに見物客も増加。ハロウィーンの2週間前から開館するようになった数年前からは期間中1万5000人が訪れるまでになった。駐車スペースや安全面と近隣の住宅への配慮もあり、昨年バンクーバー南部、マリンドライブ近辺の倉庫に移転した。

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 現在の会場は約5000スクエアフィート。非常用出口、お化け役俳優用の衣装部屋、道具部屋なども完備する。Leithさんは「1年通年で倉庫を借りるようになったので準備にも時間がかけられより大きなセットを作ることができる。以前は順路が自宅の庭を通っていたので昼間は明るかったがこの場所では一日中真っ暗な順路となり一層怖くなったとも思う」と話す。

 100人以上が訪れるようになった2年目からは寄付箱を設置。毎年経費を除き全てを地元の団体に寄付しており、昨年は約6万カナダドルをBC消防署、クリスマスビューローなどに寄付した。「昨年からは倉庫のリース費用など経費がかかるようになったがそれでも多くの寄付をすることができた。自分も楽しめ、来場者も楽しめ、寄付もできるという状況は喜ばしいこと」(Leithさん)。

 演出は毎年変わり、今年のテーマは「The Daily Grime」。ヘルスケア、教育、テクノロジー、移民など毎日のニュースで見かける典型的な話題を題材にお化けたちを配置。「シーンをお化けたちのデイケアや中国のアップル工場などにし、怖いがよく見ると風刺が効いていて見た人が噴き出すような場面も作った」と自信を見せる。

 バンクーバーフィルムスクールで講師を務める傍らお化け屋敷を運営するLeith さんは「ハロウィーンが終わったら11月は完全に休む。12月から次の年の構成を練り始め、必要な物をそろえ6月に設置を始める。それからは10月末まで休みなしの毎日だが毎年手伝ってくれる100人以上のボランティアたちと共に楽しんでいる」と笑う。

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