カナダ人落語家、桂三輝さんカナダ公演で拍手喝采-「故郷に錦を飾る」

メイプルリーフ柄の着物で公演する桂三輝(カツラ・サンシャイン)さん

メイプルリーフ柄の着物で公演する桂三輝(カツラ・サンシャイン)さん

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 日本で活躍するカナダ人落語家、桂三輝(カツラ・サンシャイン)さんが8月30日~9月1日、バンクーバー、バーナビー、リッチモンドの3カ所で英語落語の公演を行った。

カナダ人の観客も笑いの渦に巻き込んだバンクーバーでの英語落語公演

 桂さんは日本在住の外国人初の落語家。カナダ、トロント市出身で、今回は8月29日から10月5日まで、アメリカ・カナダの20都市(30公演)を巡回する自身初の北米ツアーを行っている。

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 バンクーバーでの公演では桂文枝師匠の創作落語「宿題」と「生まれ変わり」を披露。英語で英語圏の観客に向けた公演だが、「できるだけ同じようにしている。カナダ人に合わせるということはせず、アレンジはしないで、日本語のままにするほうが受ける。意外と笑いがほぼ同じところで来ます」と話す桂さん。

 故郷であるカナダでの公演前は、「皆さん、どのような反応をしてくださるのかなぁと思っていた。笑ってほしいな、落語の素晴らしさを感じてほしいなという思いがあった」と期待と不安を持って挑んだが、各会場での公演は地元メディアにも大きく取り上げられ、会場は満席となり、拍手喝采を浴びる反響を多くのカナダ人から受けた桂さん。

 カナダの観客について、「とても明るかった。落語にとても興味を持っていただいて、2日連続来てくださった方も多く、1回来ていただいて次は友達も呼んでくださった方も多くいらっしゃいました。バンクーバーのトップスターになった気分にしてくださいました」と話す。「落語がカナダでも人気の話芸となる可能性を感じた」とも。

 バンクーバーでの公演を振り返り、桂さんは「バンクーバーの皆さま、ありがとうございました。早くバンクーバーでロングラン公演ができるようになりたいと思います。よろしくご指導ご鞭撻(べんたつ)のほど願わしゅう存じます」とメッセージを寄せる。

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