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バンクーバーに「アメリカン・ガール」実店舗-人形専用のヘアサロンも

アメリカで人気の人形シリーズ「American Girl」がバンクーバーとトロントの書店内に出店

アメリカで人気の人形シリーズ「American Girl」がバンクーバーとトロントの書店内に出店

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 バンクーバー・ダウンタウンの大型書店「Chapters」(788 Robson Street, Vancouver)内に5月3日、アメリカの人形シリーズ「アメリカン・ガール」が出店する。実店舗としては同ブランド初の海外進出となり、トロントの系列書店「Indigo」(3401 Dufferin Street, Toronto)にも同時オープンする。

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1986年に人形やおもちゃのカタログ販売としてスタートした同シリーズは、バービー人形で知られるMattel社が1998年に買収し、シカゴの1号店を皮切りに店舗販売を開始。その後、ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、シアトルなど全米で16店舗を展開中。「高品質の人形や本を通して子どもたちに楽しみながら伝統や文化、価値観を学んでほしい」というコンセプトに基づいて作られた商品で、これまでに2500万体以上の人形と1億4700万冊以上の本を販売している。

 今回取り扱う商品は、「Girl of the Year」「My American Girl」「Bitty Baby」の人形コレクションと、人形の服、家具などの付属アクセサリー類、人形と同じデザインの服をおそろいで身に着けることができる「Dress Like Your Doll」。1800平方フィートの店舗には人形専用のヘアサロンも設ける。アメリカで人気の人形と一緒に食事を楽しむことができるカフェやレストランはないが、子ども向けのイベントやプログラムを順次開催する予定。

 American Girls広報のStephanie Spanosさんは「カナダの中でも最大の観光都市なので、まずはそこからビジネス拠点を確立すべきと判断した」と、初出店のロケーションにバンクーバーとトロントを選んだ理由を説明。「Indigo」のHeather Reisman社長は「世界中で愛されているアメリカン・ガールの取り扱いを始めることにより、子どもたちの創造力を高めるという私たちの目的をさらに強化することができる。今まで本の中でしか見ることができなかった人形たちの世界が『ブティック』という新しいスタイルで提供できるようになり、大変うれしい」と話す。

 「Indigo」と「Chapters」のカナダ国内89店舗(ケベック州を除く)では、オープニングを祝って今年の「ガール・オブ・ザ・イヤー」人形の「イザベル」が当たるキャンペーンも実施中(各店につき1体。6月1日まで)。

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