バンクーバーのUBCにあるDoug Mitchel Thunderbird Sports Centre(2555 Wesbrook Mall, Vancouver)で3月6日から開催される「デビスカップby BNPパリバ2015」の1回戦を控えた同3日、日加両チームによる会見が行われた。
両チームの選手、キャプテンが参加する中、質問の多くは錦織、ラオニッチの両選手に集中。現在世界ランキング4位まで上昇している錦織選手と、昨年の全米オープンをはじめ過去に何度も錦織選手と熱戦を繰り広げているラオニッチ選手の対戦への注目度の高さがうかがわれた。
錦織選手はラオニッチ選手を「これまでにも何度も激しい試合をしている。素晴らしいサーバーであり攻撃的なプレーヤーなので簡単な相手ではないが、やりがいのある相手だ」、ラオニッチ選手は「ここ数年素晴らしい活躍をしている。力の使い方を知っていて、最も動きが速いプレーヤーの1人でもある」とたたえ合った。
日本チームの植田キャプテンは「いつの日かデビスカップで優勝する国になりたいという志を強く持っているので、アウェーで勝つということを積み重ねることがチームにとって大切だと思っている」と意気込みを語る。
日本代表は錦織圭選手、添田豪選手、伊藤竜馬選手、内山靖崇選手、カナダ代表はミロシュ・ラオニッチ選手、バセク・ボシュピシル選手、フランク・ダンセビッチ選手、ダニエル・ネスター選手。
対戦の組み合わせは5日に発表。スケジュールはテニス・カナダサイトに掲載する。観戦チケットはチケットマスターで販売する。