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バンクーバー美術館で「モネの秘密の庭園」展 「睡蓮」など38作品展示

「睡蓮」
Claude Monet Nymphéas, 1916-19 oil on canvas Musée Marmottan Monet, Paris Photo:©Bridgeman Giraudon/Press

「睡蓮」 Claude Monet Nymphéas, 1916-19 oil on canvas Musée Marmottan Monet, Paris Photo:©Bridgeman Giraudon/Press

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 バンクーバー美術館(750 Hornby St. Vancouver、TEL 604-662-4719)で6月24日から、フランスの画家クロード・モネの代表作「睡蓮(すいれん)」などを展示する「クロード・モネの秘密の庭園(Claude Monet's Secret Garden)」が開催される。

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 バンクーバー美術館とマルモッタン・モネ美術館の共催で、Marianne MathieuさんとIan M. Thomさんのキュレーションによる同展。モネが1883年からその生涯を終える1926年までを過ごしたジヴェルニー時代に描かれた作品を中心に38点を展示。モネの作品に多く登場しているスイレンの池やしだれ柳、日本風の太鼓橋などがあるジヴェルニーのモネ宅の庭園は、モネのインスピレーションの中心でありモネ自身が手入れをしていたことで知られる。

 同館シニア・キュレーターのIan M. Thomさんは「印象派の他の画家たちと共にモネは絵画に革新的な表現方法をもたらした。その表現方法は世界を彼自身が捉えているように表現したいとの熱意から生み出されたものだ。そしてモネに大きな制作意欲を与えたのが自然との関わりだった」と、庭園がモネに与えた影響の大きさを話す。

 開館時間は10時~17時(火曜は21時まで)。入館料は一般=24カナダドル、シニア(65歳以上)=20カナダドル、学生(IDが必要)=18カナダドル、子ども(6歳~12歳)=6.50カナダドル。火曜の17時~21時は任意の額の寄付で入館できる。

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