カナダの大手デパート「Hudson's Bay」社が11月21日を「レッドミトン・デー(赤いミトンの日)」とし、同ミトンの販売を始めた。
2010年のバンクーバー冬季五輪を前に同社が発売した「レッドミトン」。以来カナダでは五輪シーズンの代表的な応援アイテムとして浸透した。収益から3.90カナダドルをカナダ代表選手と若手選手の育成をサポートする「カナダオリンピック基金」に寄付しており、2010年以来の寄付総額は30ミリオンカナダドルを超える。
同社のアリソン・コビーユ社長は「レッドミトンはわれわれの国への思いを一つにしてくれる。多くの人がレッドミトン・デーを祝い、カナダ人アスリートたちを応援する気持ちになってもらえれば」と呼び掛ける。
2018年版のレッドミトンは、これまでのミトンの伝統を引き継いだデザインで、スポーツとカナダ人の誇りをストライプとメープルリーフで表現。平昌五輪カナダ代表のユニホームのテーマとも合わせており、オープニングとクロージングセレモニーでも着用される。
価格は15カナダドル。幼児用から大人用までのサイズを展開する。