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バンクーバー郊外にワインの飲める小料理店 日本人シェフ2人が開業

日本料理店「Stem Japanese Eatery」の共同経営者、片桐さん(右)と馬庭さん(左)

日本料理店「Stem Japanese Eatery」の共同経営者、片桐さん(右)と馬庭さん(左)

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 バンクーバー郊外のバーナビー市、メトロタウンショッピングモール近くに12月15日、日本料理店「Stem Japanese Eatery」(5205 Rumble St. Burnaby、TEL 604-434-0250)がオープンした。

「Stem Japanese Eatery」のワインセラー

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 バンクーバーのレストランで料理人としての経験が長い片桐龍也さんと馬庭義明さんが共同でオープンした同店。「ワインが飲める小料理屋」をコンセプトに、ワイン国際資格のWSETでアドバンスレベルを取得した片桐さんが選ぶBCワイン45種をそろえ、にぎりずし、刺し身や季節の食材を使った炊き込みご飯、天ぷらなどの一品メニューを提供する。

 店舗面積は1570平方フィート、席数はカウンターも含め36席。地元の木材、ダグラスファー(ベイマツ)を多く使った内装の店内はナチュラルな印象。日本の知人に頼んだというロゴの入ったのれんが親しみやすい雰囲気を添える。

 食材にはできる限り地元のBC州産またはカナダ産のものを使用。シーフードはサステイナブルなシーフードのみを扱う「オーシャンワイズ」と日本から直送のもの、卵はフリーレンジ、肉類は抗生物質やホルモン剤を与えていないものを選ぶなどのこだわりを見せる。

 日本語で「茎」を意味する店名の「Stem」は「自分たち店側が茎となり、料理を楽しむお客さんたちにきれいな花を咲かせてもらいたい」との思いから。「ワインを楽しんで」との気持ちからワイングラスの「ステム」の意味も掛ける。

 馬庭さんは「1人でワインと料理を楽みたい人、友人同士、子ども連れの家族などが気軽に食事のできる敷居の高くない店にしたい」と話す。片桐さんは「ふだん使いのカジュアルな店として定着していければ」と意気込む。

 メニューはストウブ鍋で炊いた季節の炊き込みご飯(時価)、地鶏みそれ南蛮(9.90カナダドル)、カニ蒸しウニあえ(11.90カナダドル)、串カツ(9.90カナダドル)、にぎりずし各種(2.50カナダドル~)など。

 営業時間は17時~22時。火曜定休。

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