日本人女性フライト・インストラクター、バンクーバーの空で活躍

フライト・インストラクターとしてバンクーバーで活躍する高見暁子さん。

フライト・インストラクターとしてバンクーバーで活躍する高見暁子さん。

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 バンクーバー郊外にあるBoundary Bay空港敷地内にあり、小型航空機のレンタル、販売、リースバック・プログラムなどを手がけるSea Land Air Flight Centre(Unit 2A-4340 King St., Delta)は今年1月から、フライト・スクールを運営している。現在、メキシコやポーランドなど海外からの留学生も在籍しており、世界中で高く評価されているカナダ発行のICAOライセンスの取得を目指している。

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 同スクールで1月からインストラクターを務めている高見暁子さんは、10年前にビジネス英語を学ぶために来加。1年間の留学生活の後、会社員として働きながら日本とカナダを行き来して2004年にカナダに移民した。パートナーの操縦する飛行機に乗って空を飛んだことがきっかけで、自身もパイロット免許を取得することに。商業用パイロットとしてではなくインストラクターとしての道に興味を持ち、経験を積んで約3年。現在、15人の生徒の指導を担当している。

 「生徒の中には、将来、エアライン・パイロットを目指す人や趣味で飛びたい人などいろいろいる。目的は異なっても、安全に対しての意識などは今のトレーニングで身に付く部分が大きいので、今後のパイロット人生の最初の段階に携わる責任をいつも強く感じながら教えている」という高見さん。「飛行機の操縦トレーニングだけでなく、予期しない状況においての判断力が身に付くようなトレーニングを心がけている」と話す。

 女性が少ない職場だが不便を感じることはなく、逆に「ほかのインストラクターでは同乗できない大きな体格をした生徒のフライトに小柄な自分が乗ることができて感謝されたり、生徒が壁にぶつかったときに、『海外から来た女性の私にもできるんだから、あなただってできるはず』と励ますことができる」など、メリットも多いという。

 同僚のインストラクター・Pranavan Mohanrajさんは「Akiはとても明るくて、一緒に楽しく働ける仲間。生徒に対しては厳しいところや譲れない部分をしっかりと持っていて、徹底した指導をしている。とっさの判断が的確で信頼できるインストラクターだと評判」と、高見さんの印象を語る。

 高見さんにとって空を飛ぶことの魅力は「地上からとは違う景色を味わえること」と話し、「無機質な存在である機体をうまく操縦して、自分に翼が生えたかのように自由に飛んでいるときには最高の満足感がある。ロングクロスカントリーで目的地の空港が見つかったときはとてもうれしい」と、その楽しさを語る。

 今後もさらにインストラクターの経験を積んで、指導者としての最終レベルClass Iを目指す。

Sea Land Air Flight Centre

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