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バンクーバー国際映画祭、開幕 日本からは橋本愛さんが参加予定

グエン監督(左)と映画祭ディレクターのジャクリーン・デュプイさん(右)

グエン監督(左)と映画祭ディレクターのジャクリーン・デュプイさん(右)

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 「バンクーバー国際映画祭(VIFF)」の開会式が9月27日、バンクーバーのThe Centre(777 Homer St. Vancouver)で行われた。

任期終了間近のロバートソン市長(左)も来場

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 今年で37回目を迎える同映画祭。オープニング作品「ハミングバードプロジェクト」のキム・グエン監督や出品作品の関係者らが参加。期間中、オスカー有力候補と予想される作品やカンヌ受賞作から無名の新人監督の短編まで、世界55カ国から330以上の作品を上映する。オープニングに出席したモントリオール出身のグエン監督は「撮影の際は寒さ、機材の搬入と苦労も多かったがオープニング作品という光栄を得て今は感謝と喜びしかない」とあいさつで述べた。

 アジア映画プログラマーのマギー・リーさんは「海外で上映される日本映画は特定の監督の作品かアニメが多い。あまり知られていない商業映画にも良い作品が数多くあるので、今回は幅広いジャンルの作品を選出した」と話す。

 橋本愛さん、廣木隆一監督の参加を予定する「ここは退屈迎えに来て」、是枝裕和監督の「万引き家族」の両話題作以外にも、「樹木希林さんのユーモラスでありながら奥の深い演技、カンヌ初出品で高評価を得た濱口竜介監督作品、松田龍平さんの素晴らしい演技、そしてインディー映画ながら最後まで観客を離さない演出で異例の大ヒットとなった『カメラを止めるな!』など見どころも多い」とも。

 10月12日まで。

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