バンクーバーを拠点に活動するバレエ団「コースタル・シティ・バレエ団(Coastal City Ballet)」が5月18日、ダウンタウンの「The Playhouse in Vancouver」(600 Hamilton St. Vancouver)で「白鳥の湖」を上演する。日本人バレリーナの鹿又陽子さんがオディール(黒鳥)役で出演する。
コースタル・シティ・バレエ団(Coastal City Ballet)」による「白鳥の湖」
アイリーン・シュナイダーさん振り付けの同作品は、古典作品としての伝統と美しさを保ちながらモダンなアレンジを加えており、ストーリーではロマンチックな恋愛の感情と見合い結婚の相手への現実的な愛との対比を描く。
芸術監督のカトリーナ・ボワさんは「『白鳥の湖』という作品は何度でも見たくなるバレエ作品のひとつで、初めてでも100回目でも素晴らしい体験ができる」と話し、「シュナイダーさん振り付けの今作は、何度見ても毎回新しいワクワクするような新しい発見ができる作品」と鑑賞を呼び掛ける。
オデット役に元チューリンゲン・バレエ団のAna Paula Oioliさんを迎え、オディール役は元アトランタバレエ団、現在コースタル・シティ・バレエ団所属の鹿又陽子さんが務める。
6月15日はサレー市の「Bell Performing Arts Centre」(6250-144th St. Surrey)でも「白鳥の湖」を上演する。
両公演とも19時30分開演。チケットは19.95カナダドル~。同バレエ団サイトで販売する。