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バンクーバーにおにぎりカフェ 日本文化の普及に意気込み

梅と卵黄しょうゆ漬け(写真提供=@food_with_howie)

梅と卵黄しょうゆ漬け(写真提供=@food_with_howie)

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 バンクーバーに3月中旬、おにぎりカフェ「Takenaka Onigiri Cafe」(1370 E.Georgia St. Vancouver TEL 604-802-9982)がオープンした。

おにぎりにおかず2品とみそ汁、サラダが付くランチセット(中央トレイ)

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 フードトラックやゴーストキッチンを利用したテイクアウト専門店として営業している「Takenaka」がオープンしたエリア初のおにぎり専門店。スタッフのYumiさんは「以前からおにぎりを提供したいという構想がありフードトラックでも少しずつ始めていたところ、利用しているコミッサリーキッチンのカフェスペースが空いたため店舗を構えることにした」と経緯を話す。

 提供するおにぎりは、塩むすび(3カナダドル)、鮭(さけ)マヨ、シソ昆布、スパムタマゴ(以上5カナダドル)、卵黄しょうゆ漬け(6カナダドル)、角煮高菜(6カナダドル)、焼き鮭とイクラ(8カナダドル)など24種ほど。各種おにぎりに副菜やサラダ、みそ汁などを合わせた朝食セット(10カナダドル~)、ランチセット(21カナダドル~)、テイクアウト用に唐揚げや卵焼きがセットになったおにぎりコンボ(おにぎりの料金+7カナダドル)なども提供する。

 「作り置きのおにぎりではなく、温かいご飯のにぎりたてのおいしさを楽しんでもらいたい」と注文を受けてから握る。店舗はハイウエーの入り口にも近く「出勤前やハイキングなどに出かける前に寄ってもらえれば」と8時から店を開ける。「これからの季節、山登りなどに出かける方も多いと思う。山頂で食べるおにぎりのおいしさなど、日本のおにぎり文化を広めていければ」と意気込む。

 ランチ時は海鮮ばらちらしやカレーライスなど「Takenaka」で人気のメニューもカフェで提供。「今まで親しんでいただいたメニューも合わせて店内で食べてもらえる」と来店を期待する。

 営業時間は、朝食=8時~11時、ランチ=11時~15時。月曜・火曜定休。夏ごろまでにノースバンクーバーのロンズデールキー・フードコートでの出店も予定する。

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