シルク織りスタジオで「草木染めの衣展」-スカーフなどを展示

会場内は手織りの作品が並ぶ

会場内は手織りの作品が並ぶ

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久松千佐子さんとケイトバーバーさんによる「Chi-ka: Fusion Clothing-草木染めの衣展」が7月5日~7月31日、グランビル橋の下の出島、グランビルアイランド内「Silk Weaving Studio(シルク織りスタジオ)」(15-1531 Johnston street  TEL 604-687-7455)で開催された。同スタジオでは、久松さんとケイトさんを含む5人のシルク織りアーティストが活動している。今回は「草木染めのシルク織りをする2人の作品展。

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 染色にはアカネ(つる性多年生植物)の根や藍(タデ科の一年草)、黄柏(きはだ、ミカン科落葉高木)、サボテンなどに付く寄生虫、エンジムシが使われ、深く柔らかい天然の色合いを生み出しているのが特徴。同展では、染められたシルクを織って作られたスカートやスカーフなど約40点を展示・販売した。価格は100カナダドル~500カナダドル。
京都の川島テキスタイルスクールで染色と織物を学んだ高知県出身の久松さんは、6年前に夫の都合でバンクーバーに移住。ダイアナサンダーソンさん(スタジオオーナー)に作品を気に入られ、同スタジオの一員となり、今では自分の織機も持つようになった。スタジオ内には4つの機織りがあり、実際に作品を織っている現場も間近で見られた。

 「多くの人に『織り』と『シルク』の素晴らしさを知ってもらいたい」と、店内にはさまざまな色のシルクが所狭しと並べられ、蚕(かいこ)のディスプレイーも施された。

 9月6日~9月31日には、キャシーラスさん、ジェイルドルフ、エバクリスさんを加えた5人のアーティストで、「インディゴ・ミステリアスブルー」という「青」を基調としたシルク織りのグループ展を行う予定。

Silk Weaving Studio

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