ディスカウント書店「Book Warehouse 」デンマン店開店-50%超の割引も

同店の品ぞろえと価格に自信をみせる社長のSharman kingさん。

同店の品ぞろえと価格に自信をみせる社長のSharman kingさん。

  • 0

  •  

 バンクーバーで事業を展開するディスカウント・ブック・ストア「Book Warehouse」は10月16日、チェーン8店舗目となるデンマン店(1015 Denman Street, Vancouver、TEL 604-682-5711)をオープンした。

[広告]

 同店のコンセプトは「品ぞろえとディスカウント価格」。すべての本には、小売価格から20%割り引く金色の「20%Off」シール、イギリスやアメリカから特別に輸入された特別割引価格は銀色の「Special Price」シール、傷がついた本やオーバーストックの本に関しては50%以上を割り引く赤色の「Bargain Price」シールが張られる。

 価格について、Sharman King社長は「本の値段を安くして売り上げを減らしても、その倍のお客さんに購入してもらえば問題はない」と説明し、「新書やベストセラー本でも一般書店より安く購入でき、お客さんに満足いただいている」と自信を見せる。

 店内は、フィクション、ノンフィクション、芸術、料理、スポーツなどカテゴリー別に本が分かりやすく陳列されており、価格は新書で約4~8カナダドルの値引きが行われている。中には、日本の作家、村上春樹さんの翻訳本や村上龍さんの「IN THE MISO SOUP」(小売20カナダドル→同店価格9.99カナダドル)、東野圭吾さんの「Naoko(秘密)」(小売19.95カナダドル→同店価格15.96カナダドル)の翻訳本なども。

 「店舗が大きくないのでスペースがない分、地域やエリアに合わせ取り扱う本を取り寄せ、他店では取り扱わない本でもお客さんが望みそうな本をリサーチして取りそろえている。優秀なバイヤーとスタッフ会議で、本のセレクションを決定する」と話す。

 利用客のひとりShiamaさんは「他の店に行ってほしい本が見つからなくても、ここに来ると取り扱う本が興味深く、面白そうな本が多いのでよく利用する。他店と比べて値段が安いことも消費者にとってありがたい」と同店の魅力について話す。

 同店では、作家を招待して行われる読書イベントや、Book clubイベントなども定期的に開催する。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース