バンクーバー在住の昆虫ジュエリーデザイナー、展示会開く

ゴールドをベースに蝶の羽が配置されたペンダント。鮮やかな色彩はすべてナチュラルなもの。撮影:Eybis S. Luna Einarsdottir

ゴールドをベースに蝶の羽が配置されたペンダント。鮮やかな色彩はすべてナチュラルなもの。撮影:Eybis S. Luna Einarsdottir

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 バンクーバーの観光名所となっているグランビルアイランド内にあるCircle Craft Shop & Gallery (1666 Johnston Street, Vancouver TEL 604-669-8021) で3月6日から、バンクーバー在住の昆虫ジュエリーデザイナー、Mikel Lefler さんの展示会「Resinology 」が始まる。

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 作品はMikelさん自らがデザイン、製作を手がけた樹脂加工製品のジュエリー。中でもMikelさんが力を入れているという昆虫を使ったジュエリーをメーンに展示する。

 カナダ国内、海外より集めた色彩豊かなチョウ、トンボ、ハチ、カブトムシなどが樹脂の中に封じ込められ、回りをシルバーやゴールドで飾るというスタイルのジュエリーは、「若い女性だけでなく、男性からも問い合わせが入る」(Mikelさん)という。昆虫は一匹そのままが入ったものから、チョウなどのカラフルな羽部分のみをコラージュの様にちりばめたものまでさまざま。

 Mikel さんは地元のサイモン・フレーザー大学で昆虫学を勉強した時に、「昆虫の美しさにとりこになってしまった」という。その後、樹脂加工や金銀製品加工の技術を身に付け昆虫ジュエリーを作り始めた。「初めて私の作品を見る方は皆、その色の美しさに驚かれる。本物かどうか、というのも良く聞かれる質問。もちろん昆虫はすべて本物で、色も自然のまま」とMikelさん。

 展示会では作品の販売も行い、ペンダント、イアリング、ブレスレット、ブローチなどが並ぶ予定。価格帯は、40~180カナダドル。

 開催時間は10時~19時。3月8日10時から予定するオープニングレセプションでは、Mikelさんがギャラリー内で作品の紹介を行い、クッキーとジュースも用意する。今月31日まで。

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