先住民アボリジニーのブランケット-サイモンフレイザー大学で一般公開

「Revival Blankets」の前で伝統的な踊りや歌を披露する先住民アボリジニーの人たち。

「Revival Blankets」の前で伝統的な踊りや歌を披露する先住民アボリジニーの人たち。

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 SFU(サイモンフレイザー大学)バーナビー・マウンテン・キャンパス(8888 University Drive, Burnaby TEL 778.782.3111)で3月27日、先住民との関係を深めるために設置した「Aboriginal Gathering Place」のオープニングセレモニーが行われ、ブリティッシュコロンビア州スコーミッシュ・リロエット地域に住む先住民アボリジニー織物職人集団「the Squamish L'hen Awtxw Weaving House」が制作した伝統的ブランケットが一般公開された。

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 「Aboriginal Gathering Place」は160平方フィートのオープンスペース。「Art and Social Sciences Complex」の中心部に位置する。ガラス張りの高い天井が印象的だ。

 今回、織られた作品は全16枚。「Revival Blankets」と呼ばれるもので、一度はすたれかけた織り方をJanice GeorgeさんとBuddy Josephさんが6年前によみがえらせた。サイズは幅58インチ、高さ52インチで、マウンテンゴートの毛で作られている。1枚1枚が、「Medicine」「Four seasons」「First Salmon」などの異なるテーマを持ち、「The people」というタイトルのブランケットは「SFUに通う学生の多民族性を意識して黒、茶、黄、白を織り込んだ」とJosephさん。1枚織るのに要する期間は2カ月。9人の職人が4カ月かけて16枚を完成させた。  

 「バーナビーマウンテンは先祖が祈りを捧げ、サケを捕るためにキャンプを行った特別な場所。そこに自分たちの作品を飾れることを誇りに思っている」とJosephさんは話す。「この織物がSFUとアボリジニーの人々をつなぐ架け橋になることを願っている」とも。

 当日は約100人が会場を訪れ、伝統的なダンスや歌を楽しんだ。先住民アボリジニーの血を引くブリティッシュコロンビア州副総督Steven Pointさんは、母親がかつて同じ織物を制作していたこともあり、「今日は素晴らしい旅立ちの日。自分たちの文化を多くの人たちと分かち合いましょう」と感慨深げにスピーチした。

 同大学で考古学を学ぶGrace Jangさんは「私たち学生もアボリジニーの人たちの文化に触れる機会が増え、彼らの歴史に興味を持つきっかけができてうれしい」と話す。

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