バンクーバー空港公団は5月、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州内15地域を紹介するビデオを空港内に設置してあるスクリーンで上映するため、各地域にビデオ制作費1万ドルの支給を決定した。
ビデオ制作に参加するのは、キャンベル・リバー、ケロウナ、カムループス、ナナイモ、ペンティクトン、プリンス・ジョージ、トフィノ、ビクトリアなど同空港からの直行便がある15のコミュニティー。各地域が作った3分間のプロモーションビデオを、今年10月から来年3月のパラリンピック終了まで流す予定。
同公団Paul Levy副社長は「オリンピック開催をきっかけにして、BC州の良いところをより多くの人に知ってもらいたい。州内のどの地域を訪れるにしても必ず通る場所がバンクーバー国際空港なので、(空港を利用する)世界中の人たちが言葉に関係なく映像を通して各エリアについて知る機会を提供し、BC州やカナダについて良い印象を残すことができれば」と期待を寄せる。
同空港では、2009年に1,700万人、2010年の五輪開催中にはピーク時で1日当たり8万人の乗客の利用を見込んでいる。ビデオ作品はウェブサイトでも同時に閲覧できる。