日本のクレープチェーン「マザーズクレープ」、リッチモンドにカナダ1号店

リッチモンドのアバディーンセンター、フードコートに日本のクレープチェーン「マザーズクレープ」カナダ1号店がオープンした。

リッチモンドのアバディーンセンター、フードコートに日本のクレープチェーン「マザーズクレープ」カナダ1号店がオープンした。

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 リッチモンドの中国系ショッピングセンター「Aberdeen Centre」(4151 Hazelbridge Way, Richmond TEL 604-270-1234)の3階フードコートに12月18日、日本のクレープチェーン「マザーズクレープ(Mazazu Crepe)」カナダ1号店がオープンした。

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 同店マネジャーのDerek Leeさんは「マザーズクレープの香港店に行った際、そのおいしさと人気を知り、カナダで出店しようと考えた。『ヘルシーでおいしい』日本のデザートはリッチモンドでも必ず受けると思った」とフランチャイズ加入のきっかけを話す。

カナダ進出1号店のオープンに際し、来加した同クレープ経営、ICBYジャパン社長の戸崎とみえさんは「リッチモンドはアジア系の人口が多いし、日本人以外でも日本通の人が多い様なのでカナダ1号店を出すのに適切だと思った」と話す。

 同クレープは「ヘルシー、おいしい」をポリシーに、生地には、食物繊維やビタミンが豊富な小麦粉、良質の鶏から生まれた安全な卵を使用。クリーム、牛乳は低脂肪のものを使い、カスタードクリームやソースも各店で手作りするのが特徴。リッチモンド店でもオープン前に地元の農家や食材を調査し、日本と同水準の食材を確保した。「日本と同じ品質、味を提供したかったため、食材の調達には気を使った。卵は日本のものに近い卵黄の濃いタイプを探したり、同じメーカーのチョコレートでも(日本の商品と比べて)砂糖が多いのでダークタイプを使ってみたりするなど…」(戸崎さん)。

 現在、日本では全国のショッピングモールや駅ビルを中心に20店舗以上のフランチャイズを展開、海外では香港、シンガポール、韓国に出店している。宗教上の理由などから、それぞれの国でメニューに少しずつ変化はあるが、カナダの場合は日本より品数は少ないが同じメニューを提供する。

 クレープでは「どこの国でも一番人気」(戸崎さん)というバナナチョコ生クリーム(3.67カナダドル)をはじめ、チョコストロベリーチーズケーキ(4.24カナダドル)、抹茶白玉あずきソフトクリーム(4.95カナダドル)などのデザート系からチーズ&エッグ(3.67カナダドル)、ソーセージマスタード(3.86カナダドル)などの軽食系まで約50種類を販売。ソフトクリーム(2.86カナダドル~)、スムージー(5.57カナダドル~)も販売する。

 営業時間は11時~19時。

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