冬季五輪開催まであとわずかと迫ったバンクーバーのダウンタウン、Beach Ave.沿いで、例年より1カ月近くも早く桜が開花し始め道行く人々を驚かせている。
バンクーバー市内には約3万7千本の桜が植えられており、毎年春には市民の目を楽しませている。満開となる3月末には、日本文化を紹介する「桜まつり」が市内各所で開催され、街の風物詩の一つともなっている。
例年より暖冬で五輪会場を始めとする各スキー場では雪不足の声も聞かれるバンクーバー。通りがかった女性は「毎年桜を見ると春が来たと心がうきうきするのだが、今年はあまりに早すぎる。オリンピックの雪が大丈夫かと少し心配」と話す。