バンクーバーで活動するゴスペルグループ「JaVan Gospel Choir」がオリンピック応援ソングを制作し、発表へ向けて練習に取り組んでいる。
代表のYuukaさんを中心に今回制作したのは、オリンピック応援ソングと「平和」をテーマにしたオリジナルソングの2曲。「普段はゴスペルソングを中心に、『自分たちにできることで人のためになる』音楽活動を目指している。今回の応援ソングは、五輪選手だけでなく、誰もが聴いて元気になれる曲に仕上げた」とYuukaさん。完成した応援ソングはYouTubeやFacebookなどで公開するほか、オリンピック期間中にダウンタウン内でストリートライブを予定する。
同グループは日本で米軍基地内の黒人教会などでもゴスペル経験のあるYuukaさんが主宰する。2008年11月にゴスペル・ワークショップとしてバーナビーで活動を始め、今までに300人以上が参加。昨年末、新たに結成された約30人のメンバーで「歌で世界を笑顔に!」を目的に活動している。
Yuukaさんは「平和の祭典であるオリンピックに『歌で世界を笑顔にする』というグループの考えがマッチした」と応援ソング制作のきっかけを話す。ストリートライブでは、「We Are The World」などのポピュラーソングも予定しているという。「五輪期間中は世界の注目がバンクーバーに集まるため、メッセージを世界に向けて発信するチャンス。ストリートライブでは歌詞カードも用意する予定なので、ぜひ一緒に歌ってほしい」とも。
ストリートライブは、2月14日=13時~、18日=19時~。場所は899 Burrard St, Vancouver。スケジュールはサイトで確認できる。