日系団体が五輪応援企画「5千羽鶴プロジェクト」-バンクーバーでお披露目

バーナビーの「日系センター」で2月6日、日系団体によって進められた「5千羽鶴プロジェクト」の完成除幕式が開かれた。撮影:竹見脩吾

バーナビーの「日系センター」で2月6日、日系団体によって進められた「5千羽鶴プロジェクト」の完成除幕式が開かれた。撮影:竹見脩吾

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 バンクーバーで昨年11月から日系団体が進めてきた五輪応援企画「5千羽鶴プロジェクト」が完成し2月6日、バーナビーの日系ヘリテージセンター(6688 Southoaks Cres.,Burnaby)で除幕式が開かれた。

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 5千羽鶴は五輪出場選手たちを応援しようとバンクーバーエリアの日系団体「企友会」と「木曜会」が企画。5輪のシンボル色5色の折鶴各1,000羽を、地元市民や日系人コミュニティーに応援を呼びかけ完成させた。昨年12月には上村愛子選手をはじめ、来加していたモーグルチームの選手たちの協力も得て最終的には5,000羽を大きく上回る鶴が集まった。

 序幕式で伊藤総領事は「日本の伝統文化である折鶴が地元の皆さんの協力を得て立派に完成された。この思いは選手の方たちにもきっと届くだろう」とあいさつした。

 高さ約2メートルの台にディスプレーされた折鶴を前に、「企友会」会長の猪田雅公さんは「多くの皆さんの協力を得て完成することができた。今度はこれを選手の方々にぜひ見ていただき、折ってくれた人たちの応援の気持ちを届けたい」と話す。

 5千羽鶴は日系センターロビーに展示する。

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