Cinemark Tinseltown Theatres(88 West Pender Street, Vancouver)で11月1日~4日、「バンクーバー・アジア映画祭」が開催される。主催はVancouver Asian Film Festival Society。開催は今年で11回目。
期間中、中国、韓国、日本をはじめとするアジア系の映画監督の作品が、長・短編合わせて同祭最大となる40作品以上が上映され、監督への質疑応答やパネルディスカッションなども行われる。日本からは金子修介監督の「デス・ノート1」を、2日21時30分から上映予定。
同協会は、北米のアジア系映画監督たちの作品に脚光を当てて理解と認識を深めてもらうために設立されたNPO団体。同祭をきっかけにハリウッドに進出した監督もおり、今回ゲストスピーカーとして講演を行うJustin Lin監督もその1人。
「11年前には、ほんの小規模な映画祭だったのが信じられないくらい今では大きく成長した。昨年10周年を迎え、また新たな気持ちで今後の映画祭の運営を続けていきたい」と主催者のBarbara K. Leeさん。「これからもバンクーバーの多民族コミュニティーの中で、より一層拡大していくはず」と意欲を見せる。