リッチモンドで「ニュー・アジア映画祭」-現代アジアがテーマの28作品上映

Richmond Cultural Centreで5月27日から、現代アジアがテーマのNew Asia Film Festival が開催される。30日まで。

Richmond Cultural Centreで5月27日から、現代アジアがテーマのNew Asia Film Festival が開催される。30日まで。

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 リッチモンドのRichmond Cultural Centre (7700 Minoru Gate, Richmond,)で5月27日から、現代アジアがテーマの映画祭「ニュー・アジア映画祭(New Asia Film Festival)」が開催される。Cinevolution Media Arts Societyとリッチモンド市の共催で3回目。

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 同映画祭は現代アジアの問題や若者文化などをテーマとした作品を世界各国から集め上映。アジア発の映画以外にも、欧米人がアジアをテーマに製作した作品やカナダやアメリカで育ったアジア系監督の作品も数多い。今年は中国、日本、韓国インドをはじめイタリア、フランスなどの28作品を上映する。

 同映画祭ディレクターのYing Wangさんは「リッチモンドというアジア系移民が多いコミュニティーで異文化間の理解を目的に始まった小さな映画祭が、3回目でこれほど大きくなり大変うれしい。一つの文化の枠に縛られないグローバルな文化の影響を受けた移民世代は幅の広いトピックに視点を向けることができる。さまざまな視点から見るアジア文化を感じてもらいたい」と話す。

 作品は日本のアニメーション「チョコレート・アンダーグラウンド」、フランス人監督の視点から見た日本のノイズ・ミュージックの世界を描くドキュメンタリー「We don’t care about music anyway」、リッチモンド出身のアニメ制作者Joe Changの短編アニメ「Revolve」、香港の天才音楽少年KJの音楽と人生を追うドキュメンタリー「KJ: Life & Music」など。

 7月5日からは2週間のティーン向け映画製作ワークショップDream Projectも、同映画祭の一環として企画。日系カナダ人映画監督のJeff Chiba Sternsさんが講師を務める。

 チケットは5カナダドル。Richmond Cultural Centreフロントデスクまたは電話(TEL 604-247-8300)で販売。上映スケジュールはサイトで確認できる。今月30日まで。映画製作ワークショップへの登録はリッチモンド市公式サイトまたは(TEL 604-276-4300)で受け付ける。

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