「桜」がテーマの英語俳句コンテスト-応募受け付け始まる

「桜」をテーマとした英語の俳句コンテストの応募受け付けが始まった

「桜」をテーマとした英語の俳句コンテストの応募受け付けが始まった

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 来年で3回目を迎えるイベント「バンクーバー・チェリー・ブロッサム・フェスティバル」(Vanouver Cherry blossom festival)の一環として、「桜」をテーマとした英語の俳句コンテストの応募受け付けが始まった。

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 昨年は、世界32カ国から1,132の応募があった。英語俳句の形は、日本の5-7-5とは異なり、17音節からなる3行の詩。2007年のトップインターナショナル賞には、ポーランドのGrzegorz Sionkowski さんの作品が選ばれた。作品は、「cherry blossoms / just a little piece / of blue sky」。

 同コンテストではベストカナディアン、ベストアメリカン、ベストインターナショナル、ベストユース(18歳以下)のほか、今回から新たにベストBC部門も設け、5部門で賞を贈る。選ばれた俳句は、来年3月~4月にバスやスカイトレイン内約500カ所で紹介され、中でもトップに選ばれた俳句は、バンドゥーセン植物園(VanDusen Botanical Garden)内の新しい桜木の間にある石碑に2006年、2007年のトップ賞受賞作品とともに刻まれる。

 俳句コンテストについて、フェスティバル・ディレクターのリンダ・プールさんは「俳句という短い文体がバンクーバーでこんなに大きな反響を呼びうれしい。世界中の作家が私たちの桜の木に影響を受け、その情熱を作品にして分かちあってくれることに感動している」とコメントしている。

 同フェスの主催はVanouver Cherry blossom festival society。文化とコミュニティーを祝う日本の桜祭りに影響され、フェスティバルを通して日本やアジア諸国との親善に貢献している。「バンクーバーの美しい桜並木を祝い、自然に触れながら楽しいひと時を過ごしてもらうため」のさまざまなイベントを行っている。イベントは、太鼓などのライブ演奏、詩の紹介、桜ダンスなどが行われる「チェリージャム(Cherry Jam)」、フォトコンテスト、トローリーツアーなど桜の咲く3月~4月に開催される。

 バンクーバーの市内各所には36,000本以上の桜の木が植えられ、毎年、見事に開花する。バンクーバー、サム・サリバン市長は「3月は、『バンクーバー・チェリーブロッサム・フェスティバル』を通して、畏敬(いけい)の念あふれる桜の木に敬意を払う月」と語っている。

 応募締め切りは12月19日。

Vancouver Cherry Blossom Festival

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